自律神経を整えるヨガの呼吸法

自律神経を整えるヨガの呼吸法

こんにちは!
キミです。

前回ご紹介した呼吸法、やってみましたか?

夏は暑さで疲れやすく、睡眠で疲れがとれにくいなどありませんか? この時期に体のリズムを整える呼吸法をご紹介します。
実は、呼吸法を行っている間は交感神経が優位になることがわかっています。
しかし、呼吸法を行った後に、一気に副交感神経が優位になり、リラックスします。
だから、呼吸法は、瞑想の前に行ったり、日常では、イライラした時などに行うと、呼吸法が終わった後に、スッキリと心身共に軽くなります。

ヨガの呼吸法は100種類以上あり、ヨガのポーズ数の8400万種類には及ばないものの、かなりの種類があります。
呼吸の速さや回数、強度などを変えながら数分から15分程度まで続けて、心肺機能を高めます。
また、集中力が高まって瞑想にも入りやすくなります。
一般の人の1分間の呼吸の回数は、15-18回。
猿は、30回くらい、亀は4回程度と、生物によっても差があります。

皆さまは、1分間に何回くらい呼吸していますか? 
イライラしたりモヤモヤしている時は呼吸数が多くなり、集中している時には呼吸が少なくなったり止まったりします。
心の状態ともつながっているので、お時間を見つけて計ってみてくださいね。

ちなみに、ヨガや呼吸法を行っている方の1分間の呼吸の回数は、普通の人に比べて少なくなります。少ない人だと、1分間に2-4回とかなり少なくなり、瞑想の深い境地に入ると止まることもあります。
怒っている人の呼吸は早く、驚いた時は呼吸は止まったり、日常的に、呼吸のリズムは不規則に乱れる機会は多いものです。

ヨガでは、ゆっくりとした呼吸を大切にします。

カリフォルニアにあるハートマス研究所では、ゆったりとした規則的な呼吸を行うと、心臓の拍動リズムが安定し、それが脳にフィードバックして、自律神経が整うことが立証されています。

ということで、本日は、呼吸をだんだんとゆっくりにして、規則的なリズムに調える呼吸法をご紹介します。
この呼吸法は、座って行わなくても、歩きながらでも、仕事をしながらでもできます。簡単かつ、副交感神経が優位になってリラックスする呼吸法ですので、ぜひやってみてくださいね。

【同じ割合の呼吸法】
①息を吐き切る。
②喉の奥を引き締めながら、4秒でゆっくり息を吸う。
③喉の奥を軽く引き締めながら、4秒でゆっくりと吐く。

*喉の奥の引き締め方
美味しいビールなどを飲んだ後、【はーーー。美味しい!】という時の、【はーーー。】というため息交じりの息や声を出すときの喉の奥の感覚をつかめたらやってみてください。
もし難しい場合は、喉を引き締めなくてもけっこうです。

  ①〜③を繰り返して呼吸を行う。(吸う息と吐く息の長さをそろえる。)
  可能であれば、だんだんと呼吸の長さを伸ばしていく。

  5分ほど行うだけで、神経がリラックスします。

今回は、いつでもどこでもできる呼吸法を紹介させていただきました。
感情が乱れた時にも、ぜひやってみてくださいね。

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