ミッドライフ・クライシスを乗り切るために【自分を見つめる】

こんにちは！
キミです。

ミッドライフ・クライシスとは、年齢的には40歳から64歳までの中年期を指し、心理的、身体的、社会的、家庭的に変化が多く起こる時期に、不安や葛藤を生じる状態を表します。

この時期の変化は、加齢による体力の衰えなども含んでいるので、危機感を感じやすく、気分が落ち込みやすいと言われます。

そんな時期にあなたを元気づけてくれる考え方の1つに、【自分を見つめる】ことが、ヨガでは勧められます。
元々ヨガは、体の動きや呼吸を通して【自分を見つめる】ということを大切にしながら、自分の本質を思い出すものです。

なぜ、【自分を見つめる】ことが大切なのでしょうか？

それは、【自分を見つめる】ことを通して、新たな自分の視点をつくることで、心理的、身体的、社会的、家庭的な変化を感じている自分と距離を置くことができるからです。

ヨガの考え方によれば、変化する自分と、変化しない本質的な自分の両方が存在するといわれます。しかし、普段私たちが自覚しているのは、変化する自分だけです。年齢と共に、積み上げてきたものを得ている自分もいれば、失われていく身体能力に限界を感じる自分もいます。

変化する自分は、ポジティブな側面とネガティブな側面を両方持っています。そして、自分の気分や環境によって、ネガティブな事ばかり考えたり、ポジティブなことを夢想したり、常に揺れ動きます。揺れ動いて気分がアップダウンするままにするのではなく、【自分を見つめる】ことを通して、揺れ動く自分に気づき、距離を置けると、重い気持ちがふわっと軽くなります。

毎朝、毎晩、1分からでも始められるので、自分の体の重さや軽さを日々見つめる、自分の呼吸の深さを日々見つめる、自分の感情の浮き沈みを日々見つめる、など、自分の体や呼吸、心の状態を客観的に見つめることで、変化する自分にまきこまれず、冷静で客観的な自分とつながることから始めてみてくださいね。

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