全力じゃなくていい、を実践中。セルフケアの新しい形

全力じゃなくていい、を実践中。セルフケアの新しい形

朝も夜もなるべくストレッチ

巡りのいいカラダづくりを心がけているという、近京子さん。
血流や老廃物がよく流れるよう、体をねじったり、股関節を動かして、柔軟性を上げるストレッチを習慣化していました。

パジャマ/極眠
「目が覚めたらダラダラせず、すぐ起きるようにしています。そのままベッドメイキングをして、窓を開けて、今日のスイッチをオンに。」
朝だけでなく夜も、股関節の柔軟運動をするよう心がけているそう

朝起きる時間は大体5時頃。
・寝た状態でストレッチ
・ストレッチや軽い体操を合間に取り入れたウォーキング(かかと、つま先、お尻と、重心の移動を意識)
・時間があえばラジオ体操に参加
この流れが基本の朝ルーティンで、起床時間により調整しています。

…が、毎日は理想通りに行かないのが人間です。やる気の出ない日が近さんにもあるとか。「もう、やめちゃおうかな〜」の気持ちと、どう付き合っているのでしょう?

できなくても、ちょっとだけやってみる

例えば朝のウォーキングなら、「何分やると決めず、臨機応変に1時間でも20分でも、どっちでもいい。だけど、0にはしない」と考えているそう。時間で区切ると、それが足かせになりかねないし、「1時間できないから、もう、やーめた!」と心が折れてしまう原因にもなってしまうので、なるほど、納得の考え方です。
「朝のウォーキングのやる気が出ない日は、靴だけ履いてみる、外に出るだけ出てみる、向かいのコンビニへ行ってみるとか、とりあえず小さな一歩を踏み出してみます。」
すると、「せっかくだからもう少しやってみるか」となるかもしれないし、習慣が途切れてしまうのを避けられます。

やれたことをカウント方式で

「ちょっとだけやってみると、『やれたこと』ができるので、それをカウントします。朝寝坊したら、その分『よく眠れた』ともいえますよね。『やれたこと』に目を向けると、小さくても着実に積み上がっていくから、続いていくんです。」
反省も大切とばかりに、できなかったことにフォーカスしがちですが、やれたことをカウントした方が「続く」の観点では有効かもしれません!

ネガティブなときは好きな動画三昧の夜に

どうしようもなくネガティブなときは「思い切って、好きなNetflix動画三昧の夜を過ごします」と、大胆な切り替えを行う近さん。

「一夜でシリーズ全話観ちゃう、なんてときもあります(笑)。」

やることを終わらせて、自分の甘やかしタイムに集中!どっぷり浸かって、揺れ動く自分の心に正直になるそうです。よく観るのは、サスペンス系の洋画や韓国映画など。ポジティブに現実と離れることで、感情が解放。感情が大きく変動することで、ホメオスタシスが働いて、感情が整っていく効果が期待できます。

朝のノート時間が自分の写し鏡

毎朝、仕事前にできるだけ自分時間を取るようにしている近さんは、ノートへ自分の頭の中を書き出す時間を設けています。
書くのは、TODOリストや昨日の出来事、今の自分のコンディションなどを自由に。

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書く習慣でわかってきたのが、MAXが100%だとしたら、コンディションは50%くらいがちょうどいいということ。
「100%で元気いっぱいなときよりも、50%くらいが浮き沈みが少なく、安定感があって、過ごしやすいようです。100%だと、なんだか疲れるというか…、自分を知ることで、色々な発見があります。」
心身の変化を綴ったノートがあれば、振り返りにも、これからの道標にもなる。自分と向き合う時間が、近さん自身を整える時間になっていました。

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