
月のひかりで、心を静める~ヨガとアーユルヴェーダで読む「月光浴」のすすめ~
あなたらしく輝くためのkimi ヨガメソッド

200万DLを突破した大ヒットアプリ「寝たまんまヨガ」発案者。養成コース開発、ディレクション、指導者として活躍。著書に「いちばんよくわかるYOGAポーズ全集」他多数。
こんにちは!キミです。
夜空を見上げたとき、ふと心が静まる瞬間はありませんか?
それは、月の光が私たちの『内なるざわめき』をそっと落ち着かせてくれているからかもしれません。
ヨガとルーツを同じくするアーユルヴェーダでは、私たちの体と心には、風、火、水、地などのエネルギーが流れていると考えられています。その中でも、火と水を司る『ピッタ』というエネルギーは、消化や情熱、集中力などを司るとても大切な要素。しかし、このピッタが過剰になると、イライラ・皮膚の炎症・消化不良・自己批判・怒りっぽさといったバランスの乱れが生じます。
とくに夏のような暑い季節、あるいは忙しく気が立ちやすい時期には、このピッタが高まりやすく、心身ともに「火照り」や「攻撃性」が顔を出しやすくなるのです。そんな時に、アーユルヴェーダで勧められるのが月光浴。太陽のようにエネルギッシュな刺激ではなく、月のやわらかな光は、ピッタの過剰な火の性質をやさしく鎮め、心と体をクールダウンしてくれます。
月光浴の方法
【場所】:ベランダ、公園、窓辺など、月の光が届く静かな場所
【時間帯】:満月や、月が満ちていく“上弦の月”のころがおすすめ。
【服装】:リラックスできる服装で、可能であれば素足になり、大地のひんやりとした感覚とつながってみてください。
【姿勢】:立っても、座っても、仰向けに寝てもOK。スマホは置いて、目と心を月に向ける。

数分でもいいので、月の光を肌に感じながら、やさしく呼吸するだけでOKです。太陽が『動』のエネルギーを象徴するなら、月は『静』の導き手と言われます。現代の忙しい私たちにこそ、月のやわらかなまなざしは必要なのかもしれません。
今夜はほんの少し、夜空を見上げてみませんか?
その光に、きっとあなたの疲れたこころと身体が、やさしく抱きとめられるはずです。