「毒素を出す。有効成分を入れる。酸化させない。」が三種の神器
目指すのは“美魔女”より“ナチュラル”
「私の場合は子どもを産んだのが遅かったので、同世代の方とはちょっと状況が違うかもしれません。」と話す細野裕乃さん。子どもの将来を中心に考えることが多いため、見た目の麗しさだけではない、健康を含めた美しさを目指しているのだそう。
「50代からは特に、美しさに磨きをかけている人、ちょっと疲れて見えてしまう人と、周囲の人が二極化していると感じ、自分なりの健康美を考えるようになりました。私らしい健康美は? というと、美魔女よりナチュラル、流行を追いかけるより自分の好きなカジュアルな雰囲気、若返りより最大限の今……シワをピンと伸ばす魔法じゃなくて、笑いジワを前向きに愛せるような自然体が好きです。」
老廃物も添加物も気持ちも“ため込まない”!
看護師として働いていた経験を持つ細野さんは、薬剤の成分にも詳しく、コスメやヘアケアアイテムも成分や製法までチェックした上で、納得したものを選んでいるそう。一見体に良さそうでも、添加物や界面活性剤が使われていることもあるので、成分チェックは欠かせないと言います。
「医療の知識をベースにして、気になることはとことん調べる性分。健康・美容ジャンルは日々の進化もあるので、情報のアンテナを張っておくようにしています。そんな中で私の趣味ともいえるのが、健康・美容ジャンルの通販番組を観ること。『世の中にこんなものがあるんだ』という発見、プレゼンのエンターテイメント性、そして自分の知識も増えていく学びが魅力です。医療の知識をもって整合性を、そして生活者としてリアリティをチェック。そして気づいたら、成分オタクのようになっていました(笑)。」
そんな細野さんがたどり着いた健康美の考え方は、この3つ。
1 不要な毒素を体外へ出す
2 吟味したいいものを体に取り込む
3 これ以上酸化させない
「中でも、スタート地点の“ため込まない”デトックスを大切にしています。この考え方は、毛穴汚れや老廃物などの見た目に関するもの、モヤモヤした気持ちといった心に関するもの、両方を健やかにしてくれる方法。体がスッキリすると心も軽くなるし、心にため込んでいる気持ちをきちんと消化できていれば、体の調子もよくなるように思います。体と心は共鳴し合うので、共に美しさへ導いていけたらいいですね。」
外面と内面は繋がり合い、働き合って作用する、まさにホリスティック・ヘルス&ビューティの大切な考え方といえそうです。
細野さんのお気に入りepoアイテムとろみのないシャバシャバ感に浸透を感じる化粧水!
「肌をみずみずしく潤わせるのが化粧水の役目だから、私はとろりとした化粧水よりも、肌の中に潤いがどんどん入っていくような、シャバシャバしたテクスチャーの化粧水が好み。エポスキンコンディショナーは、有効成分がスーッと肌の深いところへ入っていき、肌がみずみずしく整う実感があります。」
数枚にはがして使えるコットンにエポスキンコンディショナーを染み込ませ、コットンパックして使うのが、細野さん流。「美容家の佐伯チズさんが提唱されていたスキンケア術を実践しています。美肌で最も大切なのが、肌の水分量だと思うので、肌への水分チャージ力が抜群と感じる、この方法を続けています。」