呼吸と体を感じるマインドフルネス

呼吸と体を感じるマインドフルネス

こんにちは。キミです。

今、日本で月に1回瞑想する人は193万人いるそうです。
そして、935万人の人が瞑想をやってみたいと思っているそうです。

2022年には、アメリカで2500箇所の瞑想スタジオがあるといわれています。
ビジネスマンにも人気のマインドフルネス瞑想は、学校や会社、医療現場など、その可能性が広がっています。

マインドフルネス瞑想は、「今、ここ」に意識を集中する瞑想で、自分のあるがままを客観的に観察することから、 “モニタリング瞑想”と呼ばれています。

ストレスを感じる出来事や、体調の変化をあるがままに客観的に感じることで、それらから適切な距離を置いて、冷静に自分を整えること。
これが、仕事や人間関係においても、功を奏しているようです。

ヨガの歴史の中にもマインドフルネス瞑想は昔からあり、体、呼吸、感覚、感情、思考など、様々に自分を観察します。
観察するということは、主観の自分とは違う、客観の自分を作ることになり、つまりは自分が2人生まれることになります。ヨガ哲学では、究極の客観の自分に本質が隠されていると考えます。

呼吸を観察するマインドフルネス瞑想
1. 楽な姿勢で座ります。

クッションやヨガマットを使用してもよいですし、椅子に座っても構いません。背骨を長く伸ばし、手のひらを腿の上またはおへその前に置きます。

2. 瞼を閉じて、自然な呼吸を5分間観察します。

観察方法は、
① 吸う息と吐く息が切り替わる瞬間、逆も含めて、どんな呼吸になっているかを観察します。
② 鼻の入り口からのどのあたりまでの鼻腔を意識して、吸う息と吐く息が通っていくのを観察します。吸う息と吐く息のスピードの違いや温度の違い、長さの違いなどをあるがままに見守ります。

観察方法は、たくさんありますが、今回は上記の2つのやりやすい方法で観察してみましょう。

注意点
1. 正しいか間違っているかを考えずに、あるがままを見守ります。
2. 深い呼吸をしよう等、意識的にではなく、できるだけ自然体で行います。
3. 頑張って観察しようとせず、気楽に観察します。
4. 途中でうとうとしたり、別のことを考えるのは普通のことですので、それに気づいたら、呼吸に意識を戻すことを繰り返しましょう。

3月は季節の変わり目です。自分の体調の変化も敏感に感じ取り、整える機会になれば幸いです。

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