
夢中になるものに、とことん夢中に!
あなたらしく輝くためのkimi ヨガメソッド

200万DLを突破した大ヒットアプリ「寝たまんまヨガ」発案者。養成コース開発、ディレクション、指導者として活躍。著書に「いちばんよくわかるYOGAポーズ全集」他多数。
こんにちは!キミです。
9月。夏の熱気はまだ残りつつも、朝晩の涼しさに季節の移ろいを感じる頃。こんな時期は、心も体も不思議と揺れやすくなります。だからこそ「夢中になる時間」を持つことが、心の軸を取り戻す支えになります。
ヨガ哲学と日常の小さな習慣
ヨガ哲学では「タパス(内なる熱)」という言葉があります。
タパスは努力や我慢ではなく、心からの集中や没頭を通して生まれる熱。タパスを実践することで、内側から湧き上がる熱が心身を浄化し、不要なものをデトックスしてくれると伝えられています。
夢中になっているとき、私たちは「気になること」や「雑念」から自然に自由になっています。それは、マインドフルネスの状態そのもの。過去や未来を手放し、今ここに集中しているからこそ、ストレスから解放され、瞑想的な時間が生まれるのです。
夢中になることは、特別な趣味でなくても構いません。
たとえば、
・お気に入りの音楽を聴きながら散歩する
・季節の果物を丁寧に味わう
・新しいレシピを試してみる
・読書や手仕事に没頭する
・朝の3分間、呼吸だけに集中してみる
・楽器を演奏する

どんな小さなことでも「楽しい」と思える瞬間は、心を澄ませてくれます。
夢中に浸る時間は、自分を縛っていた思考を緩め、心に新しい風を通してくれるでしょう。
9月は、そんな『内なる熱』を育てる小さな習慣を始めるのにぴったりの季節。とことん夢中になることで、あなた自身のエネルギーが磨かれ、次の季節を迎える準備が整っていきます。
あなたにとって、「夢中になれる時間」はどんなときですか?