孤独をチカラに変える瞑想 〜セルフコンパッションという、やさしさ〜
あなたらしく輝くためのkimi ヨガメソッド

200万DLを突破した大ヒットアプリ「寝たまんまヨガ」発案者。養成コース開発、ディレクション、指導者として活躍。著書に「いちばんよくわかるYOGAポーズ全集」他多数。
こんにちは!キミです。
誰かと一緒にいても、ふと孤独を感じたことはありませんか?
忙しさに追われ、自分の気持ちを後回しにしてきたとき、その感覚は、音もなく心に現れます。
「こんなふうに感じる私は、弱いのではないか」
そんな思いが浮かぶこともあるかもしれません。
けれど、ヨガや瞑想の世界では、孤独は避けるべきものではなく、自分と深くつながるための入り口だと捉えます。
私たちは一人で生まれ、一人で人生を終えていきます。
孤独を感じること自体は、とても自然なことなのです。それにもかかわらず、私たちは「一人でいる時間」よりも、他者と関わり続ける時間の方がずっと長いかもしれません。

ヨガでは、意識が外側へ向かい続けるほど、心はどこか空虚さを感じやすく、意識を内側へ向けるほど、静かな満足感と安心感が育つと考えます。
ここで大切になるのが、セルフコンパッションという姿勢です。
セルフコンパッションとは、自分を特別扱いすることでも、前向きな言葉で無理に励まし続けることでもありません。苦しんでいる自分と、評価せずに一緒にいること。「今はこう感じている」と、そのままを許すこと。それは甘やかしではなく、自分に対して誠実であろうとする、やさしさのかたちです。
ただ、「今、私はこう感じている」と、評価せず、否定せずに認めること。孤独を感じている自分に、すぐ答えを出そうとせず、そっと寄り添う姿勢です。
セルフコンパッションの瞑想
① ソファや椅子に腰かけ、楽な姿勢で瞼を閉じます
② 胸にそっと手を当て、呼吸の出入りを感じます
③ 心の中で、静かに語りかけてみましょう
「私はいま、大丈夫」
「この感情は、私の一部。でも、私のすべてではない」
「今この瞬間、私が感じている気持ちと一緒にいる」
① 深い呼吸とともに、5分ほど繰り返します。
② 最後に、両腕で自分の体をやさしく抱きしめます。大切な存在に触れるような気持ちで。

不思議なことに、こうして向き合っているうちに、孤独は少しずつ姿を変えていきます。敵ではなく、自分を深く理解するための、静かなチカラへと。
瞑想を終えて目を開けたとき、世界は何も変わっていないのに、自分の内側だけが少し静かになっている。そんな小さな変化に気づけたなら、それで十分なのです。
誰かにわかってもらう前に、まず自分が自分の味方でいること。その姿勢は、人とのつながりにも、あたたかさと余白を取り戻してくれます。孤独は、あなたを切り離すものではありません。
あなたの内側へ還るための、静かな道。
今日の5分の瞑想が、その扉を、そっと開いてくれるかもしれません。