引き算の健康―ファスティングと同じ効果のヨガの浄化法―

こんにちは！
キミです。

ヨガのポーズや呼吸法、瞑想は、体と心に健康をもたらします。
私が初めてインドでヨガをしたとき、ヨガの浄化法を行うと、ヨガのポーズも呼吸法も瞑想も、通常よりも効果が出るとヨガの先生が教えてくれました。
通常、体の調子がすぐれない時、薬やサプリメントを飲むことで健康のバランスを整えることが多いかと思います。

ヨガの考え方では、体の中にたまった老廃物が綺麗にデトックスされた状態だと、ヨガの効果はもちろん、食事から得られる栄養の吸収も高まるそうです。その結果病気などを防ぐことができ、免疫力を高めるそうです。

私が初めてインドでヨガを学んだ時、まず最初に生徒達に様々な浄化法を行うことを勧めました。目、鼻、肺、胃、腸を浄化することです。
ろうそくの炎を見て目を浄化したり、呼吸法をして肺を浄化したり、僅かな塩分を含むお湯を飲んで、胃や腸を浄化したり、様々な方法があります。

どの浄化もそれなりに良いと感じましたが、特に衝撃だったのは、腸です。
腸の浄化は、500mlずつのわずかな塩分を含むお湯を飲んで、５つのポーズを行います。それを合計４～８セット行うと、２～4リットルの水分が体の中に入り、それが胃腸を含めた消化器官全体を浄化するというものです。
途中でトイレに何度も通いながら、最後にはきれいな透明な水が排泄されるというものです。大腸の中にある便はもちろん、腸壁の汚れもすっかりきれいになります。

2リットル行うと、1日断食したのと同じくらい、消化器官が休まるそうです。所要時間わずか1時間で、1日断食と同じ効果なので、気軽に行うことができます。
4リットルになると、腸壁がかなり浄化されるので、お米とお豆と少しの油分で作った特別食で、腸壁に新しい膜を作ります。

この浄化法の後、お腹がリラックスして、こんなにも心身共にくつろぐのかとひとしきり感動したものです。そして、お腹があまりに心地よくて、食べすぎたりすることがなくなり、その後の食生活が整いました。

日本にいると、調子が悪い時に、薬やサプリメントで栄養を補うことにフォーカスしがちですが、まずは、体の中の老廃物を一掃することで、サプリメントを吸収する効果も得られるのではないかなと思います。

足し算ではなく、引き算で、体を整えるヨガの浄化法を紹介させていただきました。

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