感情のデトックス。不安の解消法
こんにちは!
キミです。
加齢ともに、体力や気力の衰えを感じることはありませんか?
今まで見えていたものが見えづらくなったり、ケガをしやすくなったりなど、身体能力が低下すると、誰もが気分が良いものではありません。
気持ちがふさいだり、不安になったり、それでも前向きな気持ちに戻ることもありますが、なかなか立ち上がる気持ちになれないときもあるでしょう。
感情は、喜怒哀楽という単純な概念もあれば、悲しみの中に怒りが含まれていたり、様々な種類が複雑に絡み合っていることもあります。
感情の持続時間を検証した実験では、ポジティブな感情は、ネガティブな感情に比べて持続時間が短く、ネガティブな感情は、持続時間が長いことがわかっています。
年齢と共に、様々な経験が蓄積され、ネガティブな感情も同じように蓄積されていくと、切り替えるのも難しくなっていきます。
ヨガの哲学は、落ち込んだ心をどのようにスッキリ回復させるかのヒントがたくさんありますので、本日は、不安な気持ちへの対処法をご紹介します。
悟りを開いたヨガの聖者ババジによれば、
「感情は間違っていないし、否定する必要もない。
感情が存在することを受け入れて、それが表面に現れ、解放されるようにすると良い。
感情は、その感情の存在に気づいた瞬間、超越される。」
と言われています。
「感情の存在を否定せず」に「感情の存在に気づく」ことが、まずは大切だということです。
つまり、感情をニュートラルに客観的に認識することです。
感情の根本原因は、ヨガ哲学によれば、2種類あるといわれます。
1.愛されたいこと
2.物事を理想的にコントロールしたいこと
人は生まれてすぐに母親の愛を欲します。大人になれば満足するかというと、友達や恋人、家族の愛を求めます。
そして、どんなことでも、自分の思い通りに物事を運びたいという欲求を持っています。
ところが、人生は、理想通りに物事が運び、誰かに愛されることもあれば、そうではないことも避けられません。未来はわかりません。
上記の2つの想いがあればあるほど、そうならなかった時の失望、ショックな気持ちをわたしたちは避けたいと思うものです。
不安の原因も、人によって、愛を求めている故なのか、理想を求めているが故なのかは、違います。
どうにかなるのも人生ですし、どうにもならない一面があるのも人生です。
それを踏まえて、自分が何を欲して、不安を感じているかを、客観的に認知することで、感情がふわりと解消するとヨガ哲学は教えます。
もちろん、簡単に解消できる場合もあれば、何度も繰り返し自分を見つめることで解消される場合もあります。
まずは「自分を知ること」、「自分が何を求めているか」を知ることにより、自分への対処法を見つけるのがヨガ哲学のアプローチです。
一年の終わりに、「自分を見つめる」ことで、感情のデトックス、否定的な感情を解消してみませんか?
こちらの誘導瞑想で、感情をリセットしてみてくださいね。
癒しの誘導瞑想
https://youtu.be/-aPeQ36bDv0?si=xn8MzfzhIJC8fLs9
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