“好き”を続けた先にあった、私の健康美
何時間も経っているほど集中する、趣味の洋裁
洋裁が趣味で、洋裁教室の講師として勤めていた時期もある吉田文惠さん。
「独学で始めたのですが、無心になれる大切な趣味です。一着を仕上げるまでには時間がかかるので、縫い始めて気づけば、数時間経っていた!なんてこともよくあります」
集中して手を動かしている時間は、頭の中が静かになり、自然と気持ちも整っていくのだそう。

ダイエットと洋裁の、意外な関係
10数年前、14kgものダイエットに成功した吉田さん。
大きな減量ももちろんすごいことですが、その後リバウンドせずに維持し続けている点も見逃せません。
「正直、ダイエットそのものが大変だったので、それに比べたら“維持”のほうがずっとラクなんです」と、にこやかに話します。
特別なことをしているというより、“戻らない・戻せない”ための仕組みづくりがポイント。
「毎朝起きたら、お手洗いを済ませて、服を全部脱いで体重測定。『今日は厚着だから』といった言い訳ができないよう、必ず同じ条件で測るようにしています。」
ダイエット中は、洗面所にグラフを貼り、体重を記録していたそう。
「目盛りは、あえて細かく。500g増減しただけでも、急上昇・急降下して見えるようにしていました。増えたときの反省も、減ったときの喜びも、より実感できるんです。数字に縛られるというより、カラダへの理解が深まりました」
昨日の夕食が軽かったから減った、しっかり食べたい日は早めの時間に食べる——。
体重を“観察”することで、自分なりの太りにくいコツが見えてきたといいます。
もうひとつ、体型キープに一役買っているのが洋裁。
「お気に入りの型紙屋さんがあって、その型紙で作るとシルエットが本当にきれい。でも、型紙は安くはないので、買い替えるとなるとお財布に負担が…。だから、型紙を買ったら『もう太れない!(笑)』。」
“好きな服を、きれいに着たい”。
そんなおしゃれ心が、自然と体型キープにつながっています。
おいしいから続けている麹ライフ
手づくりみそのおいしさに感動し、塩麹などの麹調味料も手づくりするようになった吉田さん。
「腸活にいい、という理由もあったと思いますが、食いしん坊なので(笑)。続いている理由は、シンプルに“おいしいから”ですね。」
いろいろ試した中で、今も続いているのは、みそ、塩麹、しょうゆ麹、玉ねぎ麹。

塩麹づくりは素手で。
「手の常在菌が発酵を助けてくれるそうです。麹菌や酵母、乳酸菌など、発酵環境がより豊かになると聞いたことがあります。」
塩麹は、ゆで野菜を和えるだけのシンプルな一品に。
しょうゆ麹は、卵かけごはんや炒めものに。
玉ねぎ麹は、ドレッシングに使うことが多いそう。
「トマト缶と塩麹でつくるトマトソースもおすすめです。オリーブオイルで玉ねぎなどを炒めても、炒めなくてもOK。トマト缶と塩麹を加えて煮て、ゆでたパスタを絡めるだけ。塩麹とトマトの旨みで、本当においしいんです。」
水は1日1.6ℓ、ごはんは十六穀米
日々欠かせない、“口に入るもの”にも、吉田さんなりの心がけがあります。
「体重から計算して、1日1.6ℓを目安に水を飲むようにしています。もともとお茶を飲む習慣はありましたが、意識して水分をとるようになってから、体も肌も調子がいい気がします。」
パンも好きですが、夕食はごはん派。
いろいろな健康情報を試した末、吉田家で落ち着いたのが十六穀米ごはんでした。
「玄米にしていた時期もありましたが、海鮮丼などの日は『なんだか違う……』と感じて、白米を炊き直すこともあって。試行錯誤の末、どんなおかずにも合わせやすく、栄養も摂れる十六穀米に落ち着きました。」
ぷちぷち、もちもちとした食感で、家族にも好評。
食物繊維やミネラル、ビタミンB群、ポリフェノールを、毎日のごはんで自然に摂れることも、心強いポイントです。
“好き”に正直でいること。
それがいつの間にか、体も心も整えてくれる——
吉田さんの毎日は、そんな自然なセルフケアに満ちています。