雨の季節を軽やかに生きる、凛とした「戦士」のポーズ
あなたらしく輝くためのkimi ヨガメソッド

200万DLを突破した大ヒットアプリ「寝たまんまヨガ」発案者。養成コース開発、ディレクション、指導者として活躍。著書に「いちばんよくわかるYOGAポーズ全集」他多数。
インドからこんにちは!
キミです。
今日は憂鬱になりがちな6月の心と体をパッと引き締め、内側からみずみずしい活力を生み出してくれる頼もしい味方、ヨガの「戦士のポーズ(ヴィラバドラーサナ)」をご紹介します。
「戦士」という響きからは、少し激しい運動を想像されるかもしれません。しかし、このポーズがもたらすのは、他者と戦う強さではなく、自分自身のブレない軸をそっと支える「しなやかな強さ」です。
戦士のポーズの最大の魅力は、下半身を「強く」引き締めながら、上半身を「柔軟に」解放するという、見事なバランスにあります。
戦士のポーズ

①両足を肩幅の2~2.5倍開きます。

②右足のつま先を90度外側に開きます。

③両手を横に広げて大きく息を吸います。

④息を吐きながら右ひざを踵の上まで曲げます。

⑤両足をしっかりと踏みしめながら深呼吸を5~10回繰り返します。右手の指先を見ながら集中力を高めるのもよいです。

⑥両腕を下ろして右足のつま先をもとに戻します。
⑦足幅をこぶし幅に戻し、呼吸を整えます。瞼を閉じるとより内側に意識が向けられます。
⑧反対側も同じように行います。
大きく開いた両足は、大地のエネルギーをしっかりと吸い上げるように足裏で床を踏みしめます。太ももやお尻といった体の中で最も大きな筋肉を力強く使うことで、滞りがちだった全身のめぐりが一気に活性化します。じわじわと心地よい熱が生まれ、梅雨の重さに負けない「力強い土台」が育まれます。
下半身の土台が安定すると、今度は上半身や背中を驚くほどしなやかに、そして自由に使うことができるようになります。胸を大きく開き、両腕を真っ直ぐに横に伸ばすことで、デスクワークやスマホの連日使用で丸まりがちな背中や肩まわりが心地よくストレッチされ、縮こまっていた胸が大きく広がります。

胸が開くと自然と呼吸が深くなり、新鮮な酸素が体のすみずみまで行き渡ります。それはまるで、雨上がりの空に差し込む一筋の光のように、心の中のモヤモヤやだるさを綺麗に洗い流してくれる瞬間です。
毎日を健やかに、そして美しく重ねるためには、硬いだけの強さではなく、変化に寄り添える「柔軟性」と「芯の強さ」のどちらも欠かせません。大地に根を張るように強く、枝葉を大きく横に伸ばしていくようなしなやかさ。戦士のポーズは、私たちの心と体にそんな理想的な調和をもたらしてくれます。
外の雨音に耳を傾けながら、ほんの数分間、自分のためだけに呼吸を合わせる時間を作ってみませんか?凛とポーズを決めたとき、あなたの心身には、雨の季節を軽やかに、そして美しく駆け抜けるためのポジティブなエネルギーが満ちているはずです。